InstagramとThreadsが「政治的なコンテンツ」をデフォルトでブロックする設定を導入してから約1年。そんな中、Instagramの責任者アダム・モッセリ氏は新たな方向性を発表しました。「これからは、両プラットフォームで政治的なコンテンツもおすすめとして表示する予定です」と語っています。
この方針転換は、2023年に掲げていた「怒りを生まない健全な会話の場を提供する」というモッセリ氏のビジョンとは対照的。Metaがコンテンツのモデレーションポリシーを見直し、ユーザーが自由に意見を発信できる環境を整える中で、プラットフォームの役割も大きく変わりつつあります。
これまで、政治的な投稿を表示するにはユーザーが自ら設定を変更する必要がありました。しかし今回、まずアメリカ国内で、続いて世界中に展開される新しいアップデートでは、政治コンテンツのおすすめ表示がより柔軟に管理できるようになります。「Less」や「Standard(デフォルト)」といった新しいコンテンツコントロール機能も追加され、好みに応じた調整が可能です。
モッセリ氏はThreadsでの投稿の中で、「私たちは長年、フォローしていないアカウントからの政治的なコンテンツを表示することは避けるべきだと考えてきました」と語りつつも、「しかし、政治的な投稿とそうでない投稿の線引きは、実際にはとても曖昧で難しいことがわかりました」と認めています。
さらにInstagramの動画では、「ここ最近のユーザーからの政治的コンテンツに対する需要は、かつて『政治的な投稿ばかりで疲れる』といったフィードバックが多かった頃とは大きく異なっています」ともコメント。この変化は、Meta内部でのポリシー変更や、新しい経営陣の影響も少なからず関係しているのかもしれません。
時代とともに、SNSの役割も進化していることを実感させる動きですね。
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